令和4年度スローガン
やればできる
関商工会議所青年部(以下関YEG)は1979年に産声を上げ、それ以来43年の歴史を刻んでいます。この間、いい時も悪い時も様々な状況があったと思いますが、その時々の先輩方が時代に即した活躍をされ、地域最大規模の青年経済団体として成長しています。しかしながら、この2年間に我々が直面した新型コロナウィルスのパンデミックは、関YEGだけでなく全世界を巻き込んだ大きな災禍となりました。生活様式は一変し、経済に大打撃を与え、ビジネスにおける価値基準の変化を急速に進めました。令和4年度も、YEG活動だけでなく、生活もビジネスも娯楽も全てのことがウィズコロナを意識しての活動となっていきます。
我々は青年経済人です。自分を成長させ、自企業を発展させ、地域社会に貢献していかなければなりません。今やるべきこと・やらなければいけないことは何かを考え、それを実現しましょう。青年経済人としての義務と責任をしっかりと認識し、やりたいことをやるためにはどうしたらいいのかを考え、未来を見据えた意味のある活動をしていきましょう。
ここ数年のビジネス環境はめまぐるしく変化しています。持続可能な開発目標「SDGs」、CO2 排出量プラスマイナス0を目指す「カーボンニュートラル」、あらゆるものをインターネットと繋ぐ「IoT」、IoTなどデジタル技術を活用しビジネスや組織を変革する「DXの実現」、コロナ禍により急速に進んでいく「ポストグローバル化」、労働環境の変化と個人の価値観の多様性「ダイバーシティ」、昨今我々がビジネス活動をしていく中で様々な新しい課題を耳にします。自企業を継続させていくためにはその一つ一つを実践していかなければなりません。どれも難しく考えてしまいがちですが一つ一つ紐解くと今自分が取り組んでいることと繋がっています。意識して取り組むことでより実現に近づきます。たとえその時は失敗してもそれは知識・ノウハウとして蓄積され、自らを成長させ、未来の実現へと繋がります。
何事もやればできると信じています。令和4年度スローガンは「やればできる」でいきます。やれない・できないではなく、なぜできないのか・どうしたらできるのか、実現するための方法を模索し泥臭く邁進していきます。令和4年度関YEGは、地域に愛され、会員一人一人が所属する意義を感じられる団体として、自身の成長・自企業の発展の一助となるバランスのとれた事業を心がけていきます。一年間どうぞよろしくお願いいたします。
令和4年度 関商工会議所青年部
会長 堀部資宏