会長挨拶

令和6年度スローガン「プラスワン~失敗したっていいじゃない~

昨年度、関商工会議所青年部(以下、関YEG)は地域の皆さまのご理解により45周年を迎える
こととなりました。諸先輩のご活躍により、10万人に満たない関市という地域において135名を
数える昨年度会員数は、所内事業所数に対する会員比率として他のYEGと比べてもひと際高く、事
業においても一昨年度は全国417単会の頂点ともいえる日本YEG大賞を受賞いたしました。令
和10年度には50周年という大きな節目とともに重要な事業を計画しております。その大きな節
目に向けて、今我々は何をするべきでしょうか。
世界では新型コロナウイルス、ロシアによるウクライナ侵攻、パレスチナ紛争と不安定な情勢が続
きます。エネルギーコストの増大や記録的円安、労働人口不足など事業に直結する社会課題は山積み
となっており、新たな産業革命といわれる生成AIの普及などデータサイエンスは日進月歩です。
絶え間ない変化にさらされる中において大きなアクションを起こすのは不安です。一方で、何もせ
ずただ耐えることに不安はないでしょうか。現在の事業は未来永劫続くものでしょうか。いつか大き
な変革を迫られるときがやってきます。人間、急には変われません。いきなり、大きなことはできま
せん。小さな準備の積み重ね、少しずつの変化、一歩ずつの進歩。そういった“プラスワン”の先に
あるべき姿が現れます。我々は、青年経済人として日々交流と研鑽に努めています。その成果はどこ
かにアウトプットされなければ意味がありません。これまでの交流と研鑽の成果を、まずはYEG活
動で実践してみませんか。
令和6年度のスローガンは「プラスワン ~失敗したっていいじゃない~」としました。
新たな挑戦や変革には失敗が付き物ですが、「YEG活動では失敗を恐れなくてもいい」と言われ
ています。これこそが、YEG活動最大の魅力だと私は感じます。ただし、このサブタイトルは失敗
の免罪符ではありません。望む成果を得るためには、しっかりと計画を立て、努力を積み重ねなけれ
ばなりません。そして自身の成長を実感し、YEG活動を価値あるものとして体感しましょう。
“プラスワン”の考え方は、単に新しい挑戦を求めるものばかりではありません。あとひと工夫、
もうひと頑張り、挑戦や努力に加えて、誰かに対しての助けや優しさを何かの形に表現することも
“プラスワン”の一つです。そうして受けた恩を、単に恩返しするのではなく、次の誰かに受け渡し
ていきましょう。そうして恩を繋げることでメンバー個人だけでなく関YEGはより良い組織へと
成長することができます。
令和6年度は自分なりの“プラスワン”を求めて、どんどんと失敗しましょう。一年間、どうぞよ
ろしくお願いいたします。
                                                                                                                     令和6年度 関商工会議所青年部
                                        会長 堀部 喜学

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