【レポート】7月 高山YEGとの県連交流型合同例会

7月合同例会の記事が、月4日付 『中日新聞 飛騨版』に掲載されました。 小島会長のキレのあるコメントも載っております。(関の方は中日新聞プラスで飛騨版が閲覧可能。)   8月3日(土)、 関YEGメンバー22名は、 「高山YEGさんとの県連交流型合同例会」の為、観光バスで一路高山を目指しました。 今回のテーマは「風流への誘い」です。 飛騨の小京都と呼ばれる高山において、風流に触れ、日本独特の伝統文化とそれを現代に活かす術を学びます。   一行は高山市千島町にある「まつりの森」に予定通り到着。まもなく開会式が始まりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

杉本・高山YEG会長、小島・関YEG会長、山田・県連会長の話が続きます。   一行は早速「まつりの森」に入館。 両単会がより親睦を深めるため、 3つの混合班に分かれ、班ごとに行動を共にしました。 平成のまつり屋台が、山をくりぬいた洞窟(トンネル)内に8体納められています。 その大きさ、豪華さ、そして造形の細かさに圧倒されます。 まさに飛騨の匠の粋が凝縮されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2体のからくり人形が電動で動きます。本来は手綱で操っているんですよね。ホントすごいです。 右下:世界一の大太鼓を打つロボットです。音は迫力満点ですが、色が妖艶です。   一行は次に「茶の湯の森」に移動しました。立派なヒノキの門前でパチリ。

 

 

 

 

ここでは3つの混合班が、ローテーションで茶席等を体験していきます。 ①茶席での作法体験 ②立礼席での作法体験及びお茶をたて合うことでの両単会の交流 ③「茶の湯美術館」鑑賞   ①『茶席での作法体験』 <作法指南>(1)2名づつ茶室に入ります。その際、畳のヘリを踏まないように静かに歩みます。 (2)まず、掛け軸を眺め、字が読めなくても読めているふりをします。 (3)次に生け花を鑑賞。≪ここ重要≫よくわからなくても、「これが風流なのだよ」と自分に言い聞かせます。 (4)

 

 

 

 

最後に茶器を鑑賞してから正座して待ちます。

 

 

 

 

(5)お菓子が運ばれてきました。 手元に取るとき、隣の者に対し失礼の意を示さねばなりません。作法に従っていただきます。 口がおちょぼ口になります。

 

 

 

 

(6)続いてお茶が運ばれてきました。 お姉さまに「○○作△△」と器を紹介されますが、その意味はよくわかりません。 が、しかし、とにかく凄い茶碗なのです。

 

 

 

 

皆背筋を伸ばし、茶碗を鑑賞するなど作法に従っていただきます。クリーミーでとても美味しゅうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

お茶の作法には流派によって違いがあるそうです。 高山は、高山藩主・金森長近に由来し、孫の重近が興した「宗和流」の伝統が有ると勉強したばかりなのに、 私たちが体験したのは「裏千家」でした。 上写真は田中流です。   ②『立礼席での作法体験及びお茶をたて合うことでの両単会の交流』 高山YEGの方と向かい合って立礼でお茶をたて合います。 (1)茶しゃくで、夏目からお抹茶を掬い茶碗に入れます。 (2)そこに湯を注ぎ、茶せんで素早く泡立てます。 (3)力を抜いて手早く!そして最後は「の」の字を書くようにフィニッシュ! 皆さん、結構なお手前でした。<m(__)m>

 

 

 

 

 

 

 

 

③『「茶の湯美術館」鑑賞』 「茶の湯美術館」に入館。 人間国宝の作品が数多く展示してあります。 高山・井口委員長の母君が親切に詳しく解説してくれます。 本物を前にすると、分からないなりにもオーラが伝わります。(僕には伝わりましたよ、いや、ホントに…)

 

 

 

 

 

 

 

 

階では緑色に輝く「平成の玉虫厨子」が出迎えてくれ、 その奥にさりげなく展示してある掛け軸は・・・ 飯尾宗祇千利休金森可重徳川綱吉に家光 ・・・知っている人ばっかりやん。 何気にすごいところでした。   最後に一行は懇親会のため会場である「ひだホテルプラザ」に移動。 後発隊の4名もタイミング良く合流し、懇親会スタートです。 両会長の挨拶後、和気あいあいと酒宴が行われますが・・・

 

 

 

 

ちょっと待ったーーーー!! 山田県連会長の「東海ブロック大会」と「全国大会」誘致に関する宣言!が行われました。 大盃を煽った勢いで、凄い迫力でした。 誘致間違いなしですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

清水監事の中締めの後、突然登壇したのはご存じこの人「林剛司」。 マイクを持って場を完全に仕切ります。 そして高山ペプシマンが出るや否や「スーパーツヨシ君」に大変身。 会場は大爆笑大感動の中でフィナーレを迎えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

6月に続く2回目の懇親会ということも有り、 皆さんとても打ち解けていたという印象を持ちました。   このご縁がずっと続きますように…   本例会では、歴史と伝統の息付く町・高山で、 まつりや茶の湯の文化に体験的に触れることで、 日本の伝統文化の奥深さを再認識し、 個人の感性や教養に何がしかの刺激を与えるものになったのではないかと思います。   また、体験を共にすることで、高山YEGの方々、 そして関YEG同士の親睦も深まったのと確信しております。   本例会を設営していただいた高山YEGの皆様、 参加していただいた関YEGメンバー、 その他ご協力いただいた皆様に感謝いたします。   ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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